近年における表札をつけるメリットとデメリットとは


「表札って、必ずつけないといけないものなの?」 「防犯やプライバシーのことを考えると、表札って無い方がいいのかな?」
大切なものだし、後悔はしたくないけれど、表札の事ってよくわからないですよね。 最近では物騒な事件も多いし、表札つけることに不安を感じる方も少なくないかもしれません。
ですが、表札を付けることによる意外なメリットも、実は多いんですよ。 「世界でひとつだけの表札がある、わが家」を想像するだけでも、何だかわくわくしてきませんか?
こちらでは、実際に表札を購入し、プレゼントもしたことがある私が、自宅に表札をつけるメリットやデメリットなどを解説します。 表札をつけようか迷っている方、つけたいけど安全面で心配な方も、こちらを読んでいただければ、不安が減るはずです。
表札に対する不安をなくして、オリジナルの表札がついたわが家で、家族とかけがえのない毎日を送りましょう。




表札が普及したのは大正時代


そもそも、表札はどのように広まったのでしょうか。 表札が一般的になったのは、大正時代、関東大震災以降と言われています。これは、日本の郵便物が「住所」ではなく「個人」に届けられるものとして、制度が整備されたことが大きく関係しているようです。
こういった考え方は日本特有のもので、イギリスやアメリカでは「表札」といった風習はありません。
表札は日本の文化とも言えるかもしれませんね。

どれくらいの世帯が表札を出しているのか


実際にどれくらいの世帯が表札を出しているのか気になりませんか? SUUMO(スーモ)の調査によると、このような結果になっています。
 ● 苗字のみの表札  ・・・41.7%
 ● 世帯主のフルネーム・・・7.7%
 ● 表札は出していない・・・48.7%

何らかの形で表札を出している世帯と、表札を出していない世帯がほぼ半々です。出していない家庭が意外と多いですね。 尚、出していない方は、マンションやアパート住まいで、「部屋番号があるから、誤配の心配はない」と感じている方が多いようです。
では、持ち家と賃貸ではどうなのでしょうか?
 ● 表札を出している ・・・77.3%
 ● 表札を出していない・・・25.3%

賃貸と比べ、持ち家の方が表札を出している割合が3倍も高い事がわかります。人生で一番高い買い物と言われる家を、多くの人はローンを組んで購入します。苦労して手に入れた分、「自分の家」という思い入れが強いのは当然ですし、そうなるとやはり表札を付けたくなりますよね。



表札を出すメリットとは


では、表札を出すメリットについて考えてみます。
 1. 自分の家という実感を持つことができ、責任感が芽生える
 2. 郵便物などの誤配を防ぐことができる
 3. 近隣住民の方との円滑なお付き合いのきっかけとなる
 4. 災害時によりスムーズな救護を受けられる


ひとつずつ考えてみましょう。

1.自分の家という実感を持つことができ、責任感が芽生える

前述した通りですが、家を持つという事は、多くの人にとって「夢の実現」とも言えるのではないでしょうか? やっと手に入れたマイホームに、自分の名前が入った表札を付けることによって、「自分の家」と実感できるものですよね。 そのような気持ちが、仕事などで辛いことがあっても、「家族と家の為に頑張るんだ!」と、奮い立たせてくれるのだと思います。

2.郵便物などの誤配を防ぐことができる

マンションなどはポストにも部屋番号が記載されていますし、以前ほど誤配も減ってきているかと思います。 ですが、気が付いていないだけで、近くに同じ苗字の人が住んでいるかもしれませんし、住所と名前の両方で確認できた方が、誤配は確実に減らすことが出来ます。
表札をつけることで名前を知られ、不安に感じる方も居るかもしれませんが、誤配を防ぐことも防犯やプライバシー保護に繋がるんですよ。 自分の携帯電話番号が記載されている郵便物や、よく利用するお店からのダイレクトメールなどが誤配されてしまうと、個人情報やあなたの趣味や嗜好が他人に知られてしまうリスクがあるからです。
私はマンションに住んでいますが、実際に他人の郵便物を受け取ったことがあります。細かいところまで見ませんでしたが、やはり何となく記憶に残っているものです。
表札を出して誤配を防ぐことで、プライバシーを守る事が出来るという一面もあるのです。

3.近隣住民の方との円滑なお付き合いのきっかけとなる

表札を出し、近隣住民の方に名前を覚えてもらう事で、ご近所の方たちと円滑なコミュニケーションを取る事ができます。
例えば、隣の家の方が表札を出している場合と、出していない場合を想像してみてください。恐らく、表札を出していて、住んでいる方の名前が分かった方が安心ですし、親近感を持つことが出来るのではないでしょうか?
反対に表札を出していないことにより、不安になったり、戸惑う近隣住民の方もいるかもしれません。
町内会の回覧板を回す時にも、表札で名前を確認できる方が親切ですよね。
密にお付き合いをせずとも、気持ちのよいご近所づきあいに、表札は一役買ってくれているのです。

4.災害時によりスムーズな救護を受けられる

近年、ゲリラ豪雨などの異常気象、地震など、自然災害が多くなったと感じている方もいらっしゃると思います。 いつ何が起こるかわからないのは、心配ですよね。 ですが、万が一の時、家に表札を出していることで、より迅速な救護を受けることが出来るかもしれません。
例えば地震や浸水による救護を受ける際、名前がわかると身元の確認や、家族構成などをいち早く把握してもらえるメリットがあります。 また、前述したように、近隣住民の方と普段から円滑なコミュニケーションを築くことができていれば、緊急時に声をかけてもらえたり、助け合うことができるはずです。
ご近所の方と適切なお付き合いをしていると、子育てにもいい影響があると実感しております。わが家には小さな子供がおりますが、子供の名前や存在を知ってくれている方の、見守りの目が多いということは、防犯面でプラスになると思います。

どれくらいの世帯が表札を出しているのか


表札を出すデメリットとは。


では反対に、表札を出すデメリットについて考えてみましょう。
 ● 1. 不特定多数の人に名前を知られてしまう可能性がある
 ● 2. 訪問セールスなどが来ることがある
 ● 3. 表札は一生ものではないので、メンテナンスや交換が必要

1. 不特定多数の人に名前を知られてしまう可能性がある

防犯面やプライバシーの問題から、このような事を心配されている方も最近では多いかもしれません。特に女性で1人暮らしをされている方はストーカーや強引なセールスなどには気を付けたいものです。
また、高齢者世帯も注意が必要です。宅配やガスの検査などと偽り、本当は強盗や詐欺だったという事件も増えてきています。表札で名前を確認し「○○さん」と名前を呼ばれると、つい親近感を持ってしまい、気を許してしまうかもしれませんから気をつけましょう。
対策としては、苗字だけの表札にする、家族構成がわかる表札にしない、英語表記にするといったことが考えられます。

2. 訪問セールスなどが来ることがあるる

表札を出している家に比べて、表札を出していない家の方が、個人を特定したセールスは行きにくいと思います。私は過去にヤクルトレディをしていたことがあるのですが、やはり表札のないお宅には、ご挨拶に行きにくいなと思ったことを覚えています。
現代ではインターネットの普及により、昔に比べて訪問販売も少なくなっている印象ですが、対策としては、表札やインターフォンの近くに「セールスお断り!」と書かれてあるステッカーを貼っておくことが考えられます。個人的には表札がないお宅よりも、こういったステッカーを貼ってあるお宅の方が訪問しずらいと感じます。

3. 表札は一生ものではないので、メンテナンスや交換が必要

皆さんは表札の耐久年数はご存じですか? 一口に表札といっても、様々な素材がありますし、どういった環境に晒されるにかによっても変わってきますが、早いものだと数年で劣化してくる場合もあります。
「え!?表札って一生ものじゃないの?」
そんな風に感じた方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、木製の表札であれば、直射日光により色あせてきたり、激しい気温変化によるひび割れ、ステンレスや天然石のものでも、雨や小さな傷がつくことにより名前が見えづらくなってしまうことがあります。
オイルなどのコーティングをしたり、墨入れをしたりといった適切なメンテナンスをすることにより、長持ちをさせることは、もちろん可能です。
ですが、やはりメンテナンスは手間やお金がかかりますし、手入れをしていても、悲しいですが徐々に劣化していってしまうものです。
「表札の名前が読みづらくなってきたな」 「何だか表札を見られると、少し恥ずかしいかも」
こんな風に感じたら、交換時かもしれませんね。
ずっと使えないといっても、何度も交換が必要なものではありませんし、考え方によっては新しい表札を選ぶ楽しさを得ることが出来るのです。
戸建ての場合、外壁や屋根を塗り替えたりするのには結構な金額がかかってしまいますが、表札であれば1万円~2万円くらいの間で、様々なタイプのものを選ぶことが出来ます。表札を変えるだけでも、思ったよりも印象が変わったり、満足感が高まります。
私も実家の表札の劣化が気になっていたので、両親へ新しい表札をプレゼントしたことがあるのですが、とても喜んでもらえました。両親も気になってはいたものの、なかなか自分では新しいものに変えるには至らなかったようです。その際、山田製作所さんにお願いしたのですが、とても立派なものを作って頂き、親子共々、大満足の仕上がりでした。ついつい後回しにされがちなようなので、表札のプレゼント、とってもおすすめです!

表札を出すことのメリットとデメリットをトータルで考えよう

いかがでしたか? 表札は身近な存在でありながら、意外と知らない事も多かったのではないでしょうか。 表札を出すことのメリットとデメリットを再度まとめてみましょう。
【メリット】  ・自分の家という実感を持つことができ、責任感が芽生える
 ・郵便物などの誤配を防ぐことができる
 ・近隣住民の方との円滑なお付き合いのきっかけとなる
 ・災害時によりスムーズな救護を受けられる

【デメリット】  ・不特定多数の人に名前を知られてしまう可能性がある
 ・訪問セールスなどが来ることがある
 ・表札は一生ものではないので、メンテナンスや交換が必要

多くの人にとって、家や地域の方とのお付き合いは長期に渡って続くものです。また、デメリットは工夫や考え方によって、リスクを減らすことが可能になります。
メリットとデメリット、両方を踏まえたうえで、後悔の無い最善の選択ができるといいですね。

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